オレアの風


「オレアの風」コーナーの「オレア」は、ギリシャの女神アテナの神木で、英知を表わすオリーブの学名です。オリーブは国によって言い方が違いますので、学名のオレア・エウロパエア(ラテン語)からとりました。多くの方々にご覧いただき、オレア(オリーブ)のそよ風がやがて実践研究のオイ風になることを期待しています。

「オレアの風」コーナーは、難解な研究や用語などをわかりやすく解説したり、よい研究や最新の動きを紹介したりするコーナーです。

わかりにくいといわれる中には、論理的展開が不十分であったり、間違っていたりするためにわからないということもあるかも知れませんが、殆どが専門的に高度なためにわかりにくいというものです。

研究論文をもっとわかりやすく書けないのか、という声もよく聞きます。確かにそうできればよいのですが、新たな知見を公表するとなると、先行研究を受けてそれがオリジナルであることをいわねばならず、専門用語も多くなったり、細かなところまで厳密を期したりしてわかりにくくなり、結局、難解な論文になってしまうことが多いのではないでしょうか。

 「オレアの風」コーナーでは、わかるようにしてほしいという要望のある研究を取り上げて解きほぐしたり、活用したいのだがわかりにくいという研究に解説を加えたり、よい研究を紹介したりしていきたいと思います。

 

 ―「プラチナe資料館案内」より―